熱中症対策は“飲むだけ”じゃない!牛乳とヨーグルトで水分保持力をアップしよう
こんにちは!
だんだんと気温も上がってきて、「そろそろ熱中症が心配だな…」なんて思っている方も多いのではないでしょうか?
テレビ朝日の『モーニングショー』でも特集されていたように、実は熱中症対策には“水分補給”だけじゃなく、“水分保持”もすごく大切なんです。
今日は、ちょっと意外な食材「牛乳」や「ヨーグルト」が、どうして熱中症予防に効果的なのか、そしていつ・どう飲めばいいのかについてご紹介します。
「水分補給」と「水分保持」の違いって?
暑い日に「喉が渇いたから水をゴクゴク飲む」…それだけで熱中症対策になると思っていませんか?
もちろん水分補給は大切。でも、飲んだ水分がすぐに汗や尿で出てしまったら、体はあまり潤ってくれません。
ここで大切になるのが「水分保持力」。
体に水分を“とどめる力”があれば、同じ量の水分でもずっと効率よく熱中症を防げるんです。
牛乳・ヨーグルトが“水分保持”に効果的な理由
「え?牛乳って水分?」と思うかもしれませんが、実はかなり優秀な“水分保持サポーター”なんです。
牛乳やヨーグルトには、次のような栄養素が含まれています。
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ナトリウム(塩分):水分を細胞内に保つのに必須
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カリウム:体内の水分バランスを整える
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タンパク質:血液の浸透圧を保ち、水分を体内にとどめやすくする
これらが組み合わさることで、ただ水を飲むよりも体に水分をキープする力が高まるんですね。
でも…熱中症のときに牛乳はNGって聞いたけど?
はい、そこは要注意ポイント。
実際、体調が悪くなってから牛乳を飲むのはおすすめできません。
特に熱中症の初期症状(吐き気・頭痛・倦怠感など)が出ているときに牛乳を飲むと、
・胃腸に負担がかかる
・吸収が遅くなる
などの理由で、逆効果になることがあります。
ベストな摂取タイミングは「予防のため」に!
じゃあいつ飲めばいいの?というと…
答えは、体調がいいとき、つまり“予防”のために飲むのがベスト!
おすすめのタイミングはこちら:
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朝食時:1日の始まりに水分保持力をアップ
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外出や運動の30分前:汗をかく前にしっかり体内に水分をとどめる
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昼食後や午後の休憩タイムに:おやつ感覚でヨーグルトを取り入れてもOK
これならお腹もゴロゴロしないし、体も暑さに強くなります。
まとめ:熱中症を防ぐには“飲み方の工夫”がカギ!
これからの季節、冷たいドリンクやアイスばかりに手が伸びがちですが、
熱中症予防のためには「体の中に水分をとどめる工夫」も意識してみてくださいね。
牛乳やヨーグルトはそのための“おいしくて優秀な味方”!
ただし、体調が悪くなってからではなく、「元気なうちに飲む」のがコツですよ。
今年の夏も元気に乗り切るために、賢く美味しく水分保持、はじめましょう。
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