40代からの“睡眠”を見直そう。疲れが取れないのは年齢のせいだけじゃない!
「最近、朝起きても疲れが取れてない…」
「夜中に何度も目が覚めるようになった」
「日中眠くなることが増えた」
もし、そんなふうに感じているなら、それ、ただの“年のせい”じゃないかもしれません。
実は、40代からの体には、大きな“変化”が起きているんです。
そしてその変化に合わせて、見直すべきなのが「睡眠」。
今日は、40代からの睡眠の大切さについて、ちょっとゆるっと、でも本気でお話ししたいと思います。
■ なぜ40代になると眠りの質が落ちるの?
まず知っておきたいのは、「40代の体って、意外とがんばってる」ということ。
ホルモンバランスはゆるやかに変化し、自律神経も乱れやすくなります。
これにより、深い睡眠(ノンレム睡眠)が減ってしまい、
「寝てるのに疲れが取れない」「夜中に目が覚める」なんて状態に。
さらに、仕事や家庭のストレス、親の介護、子どもの進路…と、悩みも増える時期。
心の疲れが体に出やすいのも40代ならではです。
■ 質のいい睡眠が40代の健康を守る理由
「とりあえず寝れば大丈夫!」と思っていたのは、20代までかもしれません。
40代からの体は、“睡眠の質”にものすごく左右されます。
具体的にはこんな影響があります:
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ホルモンバランスを整える
→ 特に女性は更年期の入り口に。メラトニンや成長ホルモンの分泌が減ってくる時期なので、
睡眠による調整がカギになります。 -
脳のゴミ掃除をしてくれる
→ 脳は寝ている間に老廃物を排出します。質の悪い睡眠が続くと、物忘れやイライラの原因に。 -
太りにくい体づくりにも関係
→ 睡眠不足は、食欲ホルモンのバランスを崩します。「なんか最近、食欲が止まらない…」
それ、実は睡眠不足かも!
■ こんなサインがあったら“眠りの質”を見直して
・朝起きたときに体が重い
・日中ぼーっとして集中力が続かない
・夜寝る前についスマホをだらだら見てしまう
・昼寝をしてもすっきりしない
・寝つきが悪く、考えごとが止まらない
このうち、いくつか当てはまったら、ちょっと生活を見直してみるサインかもしれません。
■ 40代からの睡眠のコツ、ゆるっと7選
では、どうしたらぐっすり眠れるのか?
難しいことは抜きにして、できることから始めましょう!
① 朝、太陽の光を浴びる
体内時計がリセットされて、夜ちゃんと眠くなります。
5分でもいいから、窓際でコーヒーを飲んでみて。
② 寝る1時間前はスマホを見ない
スマホのブルーライトは、眠りを妨げます。
寝る前はアロマを焚いたり、本を読んだり“夜の儀式”を作ってみて。
③ お風呂はぬるめにゆっくり
熱すぎるお風呂は交感神経が刺激されて逆効果。
ぬるめのお湯に10〜15分、ぼーっと浸かるのが◎。
④ 寝る前に“今日のありがとう”を3つ思い出す
気持ちをポジティブに切り替えると、脳もリラックス。
感謝は心の眠剤とも言われています。
⑤ カフェインは午後3時まで
意外と長く残るカフェイン。眠りを浅くしてしまうことも。
夕方からはカフェインレスのハーブティーがおすすめ。
⑥ 布団に入る“時間”を決める
リズムが大事。22〜23時には布団に入るようにすると、
自然と睡眠の質が整ってきます。
⑦ 寝室の温度と湿度を整える
冷えすぎ・暑すぎは眠りの大敵。
エアコン+加湿器で“ちょうどいい”をキープしてみて。
■ 睡眠を整える=自分を大切にする時間
忙しい日々の中で、「睡眠は後回し」「ちょっとぐらい短くても大丈夫」と思いがちですが、
実は、睡眠を整えることは“自分を大切にする”最もシンプルな方法。
40代からは、がむしゃらに頑張るよりも、体と心の声に耳を傾けるほうが、
結果的にうまくいくことが増えてきます。
「もう若くない」なんてネガティブに思わなくて大丈夫。
むしろ、今だからこそ手に入る「心地よい毎日」の鍵が、
“眠り”の中にあるのかもしれません。
■ 最後に
もし今、「なんだか毎日疲れてるなぁ」と感じていたら、
今日の夜からちょっとだけ眠りの時間を丁寧にしてみてください。
特別なことをしなくても、
ちゃんと寝て、ちゃんと休むだけで、
あなたの中のエネルギーはちゃんと戻ってきます。
40代からの毎日をもっと軽やかに、もっと元気に。
まずは、“眠り”から整えてみませんか?
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